aberyo 一般財団法人 阿部 亮 財団 - ryo abe

<こども医療センター>がん治療を続けてきた子ども達2人が、4月に退院しました。

ジャパンハートから活動報告が届きました

カンボジアの新年を迎え、新年度も気持ちを新たに邁進していく予定です。

今月の活動トピック

4月14日にカンボジア正月を迎え、現地の習慣にならい、近隣のお寺の住職にお祈りして頂き、新年の出発をしました。

長期ボランティア1名に加え、新たに管理栄養士2名、栄養学部生の長期インターン1名が揃い、栄養管理部の活動が本格的に始動しました。

日本小児科学会で、ジャパンハートこども医療センターの小児がんの治療の状況と成果を報告しました。

正月連休期間中は交通事故が多発し、救急処置が必要な患者さんが多く搬送されてきました。より迅速に対応できるように、スタッフ全員で救急患者さん対応時の手順を確認しました。

がんの治療を続けてきたブンテルくんとスレイピッチちゃんが4月に退院しました!!今後も定期的に検査を受けながら、ジャパンハートこども医療センターでフォローしていく予定です。

栄養管理部マネージャー野村が実行人となって、がんと闘う子どもたちに栄養ある食事を提供するためのクラウドファンディングが始まりました。

スレイカちゃん


年齢:1歳8か月
病名:神経芽腫(疑い)
家族構成:父、母

3か月前に腹痛を訴え始めました。原因が分からないまま2か月がたち、先月実家から5時間の距離にあるプノンペンの病院で検査を行いました。その結果、神経芽腫の疑いがあり治療ができる当病院に紹介されました。来月5月初めの九州大学の小児外科チームにより、組織の一部を取り出し検査するための手術を行う予定です。

ソワン ソペアックくん​


年齢:6か月
病名:肺炎
家族構成:父、母、姉4人、兄1人

ソペアックくんは、カンボジア正月の前日の夜に熱が出て呼吸が苦しくなり、翌朝に病院へやってきました。
このような症状は過去に3回ほどあり、その都度近所のクリニックで薬をもらい、治療していました。しかし、今回の症状は特にひどく、いつもの薬では症状が治まらなかったため、ジャパンハートこども医療センターに入院しました。
酸素の投与、たんの吸引、水分補給の点滴と、肺炎の菌に対する抗生剤を投与し、翌朝には、お母さんのおっぱいを飲めるほどにまで回復することが出来ました。

ノーリバンちゃん


年齢:11か月
病名:膿瘍(右胸)
家族構成:父、母、兄2人

実家は、ジャパンハートこども医療センターの近くにあり、連携病院であるポンネルー病院で生まれました。当時から、子どもに何か病気の症状が出たら、当院で治療できることを知っていたそうです。
水疱瘡ができ、そこから右胸に膨らみができはじめたため、入院しました。
細菌に感染して膿(うみ)がたまり始めていました。放っておくと全身に細菌が回ることが多くあります。抗生剤の注射などを投与し、数日間かけて回復することが出来ました。

ソッポーンくん​


年齢:1歳
病名:喘息発作
家族構成:父、母、姉

当院に入院する3日前にぜんそくの症状が出はじめました。クリニックを受診しましたが、症状がひどかったため、当院に紹介されました。
入院中は吸入、ステロイドの注射を使用し、回復したのちに無事退院しました。

サムナーンちゃん


年齢:13歳
病名:左手の膿瘍
家族構成:父、母

4歳の頃から左手に膿瘍ができ始めました。実家が病院から車で3時間離れたコンポンスプー州にあります。はじめはプノンペン市内のチャリティー病院で治療を受けていましたが、やがて、地元の病院で治療を継続することにしました。しかし、地元の国立病院で、処方された薬で処置を受けたところ、傷口の状態が悪化してしまいました。
そこで、日本人が診療を行っている病院ということで、知人に紹介された当院に入院し、治療を受けました。
このまま治療を施さなければ、やがて菌が全身に回り、敗血症を起こしかねませんでした。
入院中、傷口を洗うときに生じる痛みに耐えながら、治療を頑張っている姿が印象的でした。

ポッケマラちゃん


年齢:15歳
病名:卵巣嚢腫
家族構成:父、母、弟

中学2年生のポッケマラちゃん。寝転がっているときに母親が、お腹の下のあたりに不自然なしこりがあることを発見しました。翌日プノンペン市内の病院でレントゲンなどで検査してもらったところ、卵巣嚢腫であることが分かりました。同病院の職員から、ジャパンハートこども医療センターで手術を無料で受けられることを教えてもらい、その翌日当院を受診しました。
ボランティアで手術活動をしていた、産婦人科・石田医師による手術を受けることが決まり、そのまま入院しました。
無事に手術を終え、卵巣から大きな嚢腫を摘出することが出来ました。
嚢腫はとても大きく、左右合わせて3つ出来ていました。日本ではこれほど大きくなる前に受診するのが一般的です。手術後無事に回復し、退院しました。

ソンヘアンちゃん


年齢:6か月
病名:気管支炎
家族構成:父、母、兄、姉

ジャパンハートと連携しているポンネルー病院で生まれました。
母親は出産当時から、ジャパンハートで小児科の治療を受けられることを知っていました。今回呼吸がひどく、症状が特に重いため、ジャパンハートの病院を受診し入院となりました。

ダラデンくん


年齢:6歳
病名:陰嚢の外傷
家族構成:父・母・妹二人・弟

家族が家の敷地内に柵を作るため、木を並べていたところ、それによじ登り転んでしまった時に、木の枝で陰嚢に傷を負ってしまいました。
以前、患者さんのご家族が成人病棟で手術をしたことがあり、信頼を置いていたジャパンハートの病院にすぐに来てくれました。傷口を縫う処置を受け、元気に退院しました。

スレイネイちゃん


年齢:1歳7か月
病名:膝の膿瘍
家族構成:父、母、兄

風邪など、これまで症状があるたびに、ジャパンハートこども医療センターの連携病院である、ポンネルー病院を受診していましたが、今回は、膝のあたりに膿がたまり、ジャパンハートの病院に紹介されました。
当院では、膿瘍を切開して中に溜まった膿を取り除きました。細菌が全身に行きわたってしまう前に切開を施すことが出来ました。その後の手当てを行い、順調に回復後、退院することが出来ました。

ビラユくん

年齢:7歳
病名:交通事故による外傷

交通事故が多発するカンボジア正月の翌日、朝6時半頃に三輪タクシーにはねられ、頭に大きな傷を負い、出血が多い状態で搬送されてきました。
少し意識がもうろうとしている状態で、いつ急変してもおかしくない状態でした。当院では、止血や、エコーでの検査を行い、医師と看護師が一緒に救急車に乗り、高度な検査と手術ができる病院に搬送しました。
搬送先の病院で、無事手術を受けることが出来ました。

※緊急の対応であったため、写真なし

ファンファリンちゃん​

年齢:14歳
病名:交通外傷

交通事故により、頭部を激しく打ち、意識のない状態で当院へ搬送されました。
止血と救急救命処置を施し、より高度な検査を行える他院へ搬送しました。

※緊急の対応であったため、写真なし

今月の救われた命


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