ミャンマーは現在雨季。日本語の授業が行えない日も多くなりました。
ミャンマーは現在雨季。
日本語の授業が行えない日も
多くなりました。
現在、生徒達はシャン州、タウンジーから
3時間離れている電波通信が弱い村に
住んでおります。
まだ電気も供給されていない村で
ソーラーパネルのみが頼りですが、
細々と日本語を勉強続けています。
生徒達は日本語能力N5レベルを勉強しており、
日本語学習者に難しいと思われている
【~て形】という文法形式の授業にも、
ようやく入りました。
まだ上手に使えるほどではありませんので、
どんな場面で使うのか、
シチュエーションを示しながら教えています。
また、ミャンマー人が間違えやすい
日本語の発音を、有紀子先生が
直してくださっています。
漢字も毎回3個ずつ教えていて、
40個以上勉強してきました。
生徒達は漢字の勉強が好きなようで、
楽しく、よく練習しています。
ただ、8 月、雨季の半ばに入り、
毎日曇りや大雨などで、
ソーラー充電が出来ないため、
授業のできない日も多くなりました。
また現在村は、コロナ感染対策で
ロックダウンになっています。
- 【て形】文法形式の勉強中
- 7月時の集合写真です。
【ミャンマー国内のコロナの状況ついて】
保健省の発表によりますと、
ミャンマーのコロナ感染者は7月にピークとなり、
4900人以上が毎日感染したという事です。
そんな中、国軍により病院にあった
医療品や酸素ボンベを奪われ、
酸素ボンベの工場も停止されました。
医療従事者も軍に逮捕されたり、
何百人の医療従事者とボランティアの名前が
令状リストに載りました。
コロナワクチンの飛行機も
着陸できなかった事もありました。
その間、毎日1500人以上のミャンマー市民は、
酸欠で亡くなってしまいました。
現在8月は感染されている人は
2700人ほどに減りましたが、
まだ大変な状況にあります。
チャンミャワディ寺子屋の校長先生は、
先月コロナに感染されて
大変だったと伺いました。
現在は完治し、元気にしていらっしゃいます。
一緒に暮らしている副校長先生と
寺子屋にいる子供達も無事ということです。
ミャンマーが一日も早く平和になることを
お祈りしています。