2024年1月 阿部 亮財団が建設支援した尼寺小屋学校へ寄付を届けました。
2024年1月 阿部 亮財団が建設支援した
尼寺小屋学校へ寄付を届けました。
阿部 亮財団では、これまで、お坊さんが校長先生の僧院と、尼さんが校長先生の尼寺に合わせて6校、
学校建設を行ってきました。
しかし、残念ながら、政変により2校が閉校。
昨年 2023年3月、再び学校を訪問し、寄付を届けましたが、およそ1年ぶりに尼寺3校を再訪しました。
ティリナンダー尼寺子屋小学校(2016年建設)
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理由を伺うと外が見える
透明のガラスじゃないため、
子どもたちが外が見えなくて
嫌がって割ってしまったとか。
校長先生が寄付で透明のガラスに
したいとおっしゃってた。
(学校の)ものを壊さないということについても
今後は話をする必要がありそうだ。
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(金でできているらしいが…)
ティリナンダー尼寺子屋小学校は、現在60人~80名の生徒
(ティリナンダー尼寺に住む尼の子ども30人、近所の尼寺の子ども、僧院の子坊主、村の子ども)が
通っている。
寄付者の訪問がもともと少ないうえに、校長自身が糖尿病の理由で托鉢に行けないため、
生活は常に苦しいようだ。
ただ瞑想センターを開いたりするなど、寄付を集める努力はしているようだ。
校長先生は、今回の寄付も大変喜んでおり、阿部会長へ素敵なネックレスをプレゼントで頂いた。
校舎の窓ガラスを修理したら、写真を送ってくれるとのこと。
チャンミャワディ尼寺子屋小学校(2019年建設)
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阿部 亮会長へのブレスレットのプレゼント
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チャンミャワディ尼寺子屋小学校(2019年建設)
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(日本円でおよそ300万)
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台所と食堂を寄付で少しずつ建設中
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やや小さめだが、昨年は15個程度収穫できた。
あの時植えて良かったですね。
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副校長先生(副校長先生が先輩)
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校長先生が料理を振る舞ってくださいました
チャンミャワディ尼寺子屋小学校に通っている生徒は、現在200名。
学校の運営は、先生のお給料の件以外、運営は特に問題ないとのことだが、
経済状況の悪化で、寄付者の少ない中、安給料では生活できないと、
先生たち4人が辞めてしまった。
長年働いている主任の先生が新しい先生たちを管理しながら、
大勢の生徒をみているのは、大変そうだった。
寄付者は確かに少ないが、以前よりも来ているとのこと
コロナ明けに医師夫婦から、パゴダの寄進があったという。
かねてよりパゴダをつくるのが夢であった校長先生は夢がかなって、大変喜んでいた。
2019年にヤンゴンに住む日本人ファミリーと植樹したマンゴーがようやく、
昨年15個ほど収穫できるようになった。
次は学校菜園。学校菜園を成功させているシュエピターという町にある
尼寺に校長先生と副校長先生を連れて行くと
とても刺激になったようで、野菜づくりをぜひ行うとの回答だった。
校長先生から阿部亮会長へのメッセージ:「大変多くのご寄付をありがとうございました。
いつも本当にありがとうございます。健康でありますように、いつも祈っております。」
アッパマダ尼寺子屋小学校(2015年建設)
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校長先生、先生たちに日本食を食べて頂きました
みんな「日本の料理はおいしい」
アッパマダ尼寺子屋小学校(2015年建設)
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食べている間は ひたすら食す!(無言・笑)
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ヤンゴンにある日本語学校で
アッパマダ尼寺子屋小学校にはこれまで同様、200名の生徒
(尼寺に住むビルマ族の尼の子ども20人、子坊主24人、他は近所の村の子ども)が在籍。
おととし9月の訪問の際、この尼寺卒の生徒達から「日本語を勉強したい」とリクエストがあり、
現在4名にオンラインで日本語教えている。
この4人は今アッパマダ尼寺子屋小学校の教師をしている。
当初の勉強の目的は、日本語に興味がある、尼寺の子どもたちに教えたい、
いつか日本で働きたいなどであったが、この1年で大きく変わり、日本で働くことが第一の目的になった。
それはこの子達だけではない。
経済悪化や政変で夢を描けないミャンマーの若者達の間では空前の日本語ブームが起きている。
彼女たちは、ようやくN5のオンライン授業が終了するので、
現在授業を手伝っているヤンゴンにある日本語学校が、
N4の通学クラスで彼女たちを教えてくれることになった。
彼女たちは次へのステップにとても喜んでいた。先の道を照らすことが今のミャンマーには必要…。
いつか彼女たちが日本で働く日がくるかもしれない。
たとえそうじゃなかったとしても、学びは人を成長させると信じている。