2024年度上半期活動報告
2024年度上半期活動報告
(2024.04.01-2024.09.30)
2024年の上半期のピアミーティング事業は、
シブヤ・デイグループが5回、シブヤ・ナイトグループが10回、
シモキタ・グループは会場開催を4回開催し、延べ55人が参加し、内初参加が5人でした。
昨年度末から会場開催のみになり参加人数は大きく減りましたが、遠方からや初めて参加される方も徐々に増えつつあります。
また、SIAb.としてドキュメンタリー番組にも協力をすることになり、放映後は参加者や問い合わせが増えることが予想されます。
SIAb.プロジェクト事業は、昨年度に配信した有識者との座談会の動画の影響もあり、
近親姦虐待被害の当事者(以下、当事者)以外にも、SIAb.の活動やこの問題に関心を持ってくださる方々の幅が増えたように感じています。
今年度は、10周年の特別企画動画の最後のシリーズとして、
2024年3月撮影に撮影した動画を配信しました。
シリーズ前半の全4回は、
2013年に初めて制作した動画に登場した3人で『10年後の現在(いま)』を語り合い、
後半の全5回は、母になった4人の仲間が『子どもを持つまでから子育てのあれこれ』を語り合いました。
さらに、4か月後の7月に「おかわり」的な動画を撮影し、
現在、徐々にSIAb.のYouTubeチャンネル(https://x.gd/1A2VK)から順次公開配信をしています。
そして、これらの動画を見た当事者から問い合わせや相談が増えております。
本来は、相談業務は行っておりませんが、「やっと上げることができた声」を途切れることのないよう、
「孤立」しないように、これまでの活動でご縁のあった方々や機関を適宜おつなぎしています。
中でも、「おかしい」「変えていかなくては」と感じた場合は、運営会議で審議し、ホームページやSNSなどから発信や、裁判の応援傍聴を集いました。
他にも、報道機関の取材依頼に協力や、セルフヘルプグループのプラットフォーム運営団体へのインタビューにも協力しました。
運営会議もほぼ毎月開催することができました。
最後に、ご支援をいただいたことで、安定した活動が続けられており、
たくさんの動画の制作や当事者からの相談にも余裕を持って対応できるようになりました。
下半期は、さらに多くのピアミーティング参加者や相談に対応することが予想されますが、
いただいたご寄付のおかげで、集中して対応できそうです。
心からお礼申し上げます。
【阿部 亮 財団様より活動費のご寄贈・ご寄付】
SIAb.が、2017年に公益財団法人・社会貢献支援財団様による社会貢献者表彰を受賞し、ホームページの「ひとしずく」を通じて、
2021年12月に運営メンバー用のパソコンおよび周辺機器などをご寄贈いただきました。
さらに、2022年度から3年間、SIAb.のピアミーティング開催のための貸会議室代と
各グループ管理人の交通費)をご寄付いただきました。