一般財団法人 阿部 亮 財団

アナコットカンボジアへの「ランドクルーザー」寄贈レポートを掲載しました。

アナコットカンボジアへの「ランドクルーザー」寄贈レポート

2016年1月、一般財団法人 阿部 亮 財団はアナコットカンボジアへ「ランドクルーザー」を寄贈しました。 アナコットカンボジアは代表の田中千草さんが2009年に設立した、教育支援を行うNPOです。アナコットカンボジアは非営利団体として設立しましたが、現在は法人化に向けた準備を進めています。

新しくやってきた希望の車と記念撮影するアナコットカンボジアに集うカンボジアの人達

田中千草さんとの出会い

田中千草さんと阿部のつながりを作ってくださったのは、安倍昭恵総理大臣夫人です。国内外で様々な社会貢献活動をされている昭恵夫人に、阿部がメインパーソナリティを務めるニッポン放送「阿部亮のNGO世界一周!」のゲストとして何度か出演していただいた時に「海外NGO・NPOを視察している中で、2015年最も印象に残っている人」として挙げていただいたのがアナコットカンボジアの代表・田中千草さんです。

アナコットカンボジアの活動内容

アナコットカンボジアの田中千草さんは、カンボジアの学校運営にさまざまな角度から助言を行い、学校教育全体の質を高める様々な活動をしています。その活動をすることで、カンボジアの国を改善していくことに繋がってくる、という田中さんの理念がアナコットカンボジアには根付いています。 そして、学校教育への働きかけと並行して、それに付随する様々な問題に対応するために、就学や就労が困難な人たちへの各支援活動を行っています。 また、アナコットカンボジアはすべての活動に共通して抱いている想いがあります。それは、カンボジアの人々に自立をしてもらうことです。 現在、カンボジアにはさまざまな状況に置かれた子ども、親子がいます。 不幸にも親に捨てられてしまった子ども、親はいるけれど、DV(家庭内暴力)を受けている子ども、親と暮らさないほうが幸せに暮らせる子どもたちがいるのが現状です。他にも事情があって家に住めない親子もいます。 このように、孤児や住む家がない等さまざまな状況に置かれた子どもや親子を、必要であれば保護をして、就学・就労支援に取り組んでいます。アナコットカンボジアは、すべてが人々の自立に向けて取り組んでいる活動であると捉え、その想いを大切にしているのです。

一般財団法人 阿部 亮 財団がアナコットカンボジアに寄贈したランドクルーザーの使用目的

一番の使用目的は、家庭状況を把握するために家庭訪問を行うことです。その家庭訪問の中で、人間関係を構築していくことを大切にして、人々と関わっています。 その為には車を使用して各家庭を訪問し、家庭状況を適切に把握することが必要になります。 この目的の為に、貧困家庭にお米などの食料を届けることもあれば、子どもたちが病気になった時はランドクルーザーが“救急車”になることもあります。さらには、失踪した家族を捜すためにタイの国境付近まで「道なき道」を走る“捜索車”になることも。現地は整備されていない道も多く、湖化した道の中(エンジンが水にかかるギリギリの深さでとても危険な状況)を走ったりすることもあります。今回 寄贈したランドクルーザーは、 トヨタ自動車の四輪駆動車で、大柄な車体を持ち、その耐久性の高さは世界から評価を受けています。その高い性能を活かして、子どもたちをはじめ、カンボジアの人々の未来の為に走ってくれれば・・と私たちは願ってます。

集まった子どもたちの想いが未来を明るく照らし出す!

本記事中にご紹介した アナコットカンボジア、安倍昭恵夫人、会長 阿部 亮がメインパーソナリティを務める番組の各オフィシャルサイトは以下をご参照ください。

アナコットカンボジアオフィシャルサイト安倍昭恵オフィシャルサイトAM1242 FM93 ニッポン放送「阿部亮のNGO世界一周!」

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