一般財団法人 阿部 亮 財団

<こども医療センター>「こども医療センター」が完成!

ジャパンハートから活動報告が届きました

<こども医療センター> カンボジアの「こども医療センター」が完成し、贈呈式が行われました! 小児がん患者の治療をはじめ、子どもたちを無料で診療、アジアの中心となるこども病院を目指します。 また カンボジア医療者の育成をさらに取り組み続けます。

贈呈式

6月15日、お天気にも恵まれて、「ジャパンハートこども医療センター」の贈呈式が行われました。 寄贈者である阿部 亮 財団・阿部会長にお越しいただき、また、カンダール州カンボジア保険局長、日本大使館にもご参加いただきました。 「ジャパンハートこども医療センター」は、カンボジア国内において、治療できる病院がなく闘病が難しいとされてきた『小児がん』も治療できる病院です。 日本では80%以上が完治すると言われている小児がんですが、カンボジアでは20%も治りません。がんについての知識がなく、病院に行くのが遅れたり、病院には行ったものの高額の治療費が払えなかったり、治療できる施設が少ないといった理由から、ほとんどの子どもたちが治療をあきらめている現状があります。この現状を少しでも改善するため取り組みを進めていきます。  
お坊さんに来ていただき行った安全祈願
ジャパンハート最高顧問 吉岡秀人先生によるスピーチ
贈呈式終了後に全員で記念撮影
完成したこども医療センター病棟の全景

小児がん勉強会

◆6月19日診察がスタートしました 贈呈式が終わり、診察がスタートしました。2歳の時に発熱し歩けなくなった子どもや、甲状腺に疾患のある子ども等が診察に来ました。新たに導入されたエコーで、今まで以上に病状の診断がつきやすくなりました。
診療開始日に子どもを診療する押谷医師
カンボジア医師による診察
小児がんの治療を日本で行った経歴があるジャパンハート看護師により、小児がんを今後治療するにあたり注意すべき心構えについての勉強会を実施しました。カンボジアの看護師からは衛生管理の方法や患者さんへのメンタルケアなどの疑問点が上がり、みんなで議論を交わしました。
がんの診療についてレクチャーするジャパンハート看護師

国立小児病院ご挨拶

国立小児病院の小児がん治療を担当している医師に、あいさつに行きました。今後小児の固形がんの受け入れができることや、手術も含めて無料で治療することを説明しました。
ディレクターDr. Nhepと小児がん医師のDr. Chinithとの記念撮影
Dr. Chinithに病院の案内をしていただくジャパンハートメンバー

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