aberyo 一般財団法人 阿部 亮 財団 - ryo abe

感染拡大防止に努めながら
徐々に受入れを再開しています。

ジャパンハートから活動報告が届きました

感染拡大防止に努めながら
徐々に受入れを再開しています。

今月の活動トピック

カンボジアでは連日30度を
超える日が続いています。
そんな中、地元のお坊さんより
冷たい飲み物をたくさんご寄付頂きました。
暑さに苦労していたスタッフも、
お陰様で笑顔を見せていました。
新型コロナウイルス感染症拡大により、
手術等一部受入れを停止している当院ですが、
新規の小児がん患者は
受け入れを継続しています。
誕生日を迎えた小児がん患者さん数名に向け、
スタッフでささやかながらお祝いをしました。
写真中央のサオペン君は
15歳の誕生日を迎えました。 ​
​ 5月15日は国際家族デーでした。
カンボジアでは、病院での患者さんのケアに
ご家族が付き添うのが一般的です。
ご家族の愛という大切なものを、
日々身近で学ばせて頂いています。​ ​
新型コロナウイルス感染症の拡大により
外来患者の受入れを停止していた当院ですが、
防護服やフェイスシールドを用いた
感染防止対策を徹底し
徐々に受入れを再開しています。 ​
皆助産師スタッフが、命を落とす危険のある出産を想定したシミュレーションを実施しました。
命を救いたいという強い思いのもと、
本番さながらの緊張感のある実習になりました。

今月の活動実績 まとめ

救われた命 累計115名 
(5月単月 5名)

◼ 先月に引き続き、今月は小児がん患者のみの受け入れを行っているため、救われた命は5名とも小児がん患者となりました。

がん新規入院患者数 累計78名 
(5月単月 5名)

◼ 新型コロナウイルス感染症拡大により、手術等一部受入れを停止している当院ですが、新規の小児がん患者は受け入れを継続しています。
今月のがん新規入院患者数は5名と先月の3名と比較すると少し増加しました。

外来診療数 137名

◼ 今月の外来診察数は137名と、例年の外来診察数に比べ大幅に減少しました。ただ同年での比較をすると、2月以降減少傾向が続いていましたが、今月は増加しました。

◼ 新型コロナウイルス感染に関して、カンボジア全体の新規感染者数は5月上旬以降は減少傾向にありますが、地方における感染の拡大は続いています。
 また、厳格なロックダウンが終了したプノンペンにおいては、人々の移動が増加し、人が多く集まる工場やオフィスも再開されています。

◼ ジャパンハートこども医療センターでは、新型コロナウイルス感染症対策のため、
 現在は外来の診察を野外で実施するなど、感染拡大防止に努めながら
 徐々に受入れを再開しています。
 

入院患者数 5名

◼ 今月は5名の入院患者の内、全てが小児がん患者でした。
◼ 4月に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大防止をまずは優先させ、
  急を要さない手術の実施を控えたため、
  今月は小児がんを除く手術入院の患者はいませんでした。

手術件数  1件

◼ 上記の理由により、手術件数自体は1名となりました。
◼ 5月12日に2歳5か月の肺がんの患者さんの手術を実施しました。

キムフアくん

年齢:14歳
家族構成:父、母、兄、妹
病名:ホジキンリンパ腫
悪性リンパ腫の一つで、
血液細胞に由来するがんです。
白血球の一種であるリンパ球が
がん化した病気です。

1年程前から首の左側に腫瘍ができ、
微熱や息苦しさなどの症状が
現れるようになりました。
プノンペンにある
チャリティ小児病院を受診した結果、
当院を紹介されました。
首の腫瘍に対して生体検査を行ったところ
ホジキンリンパ腫と判明し、
抗がん剤治療を始めています。
キムフア君は、首都プノンペンに
ご家族5人で住んでいます。
バレーボールが好きだという彼は、
テレビで日本のバレーボールやサッカーを
見ることもよくあるよと教えてくれました。
自分のことをおとなしい性格と
説明するキムフア君ですが、
実は本人もお父さんもキックボクサーです。
優しい彼ですが、早く退院して
再びファイターとして
リングに立つことを楽しみにしています。



ラーユくん

​年齢:1歳
家族構成:母
病名:神経芽腫の疑い
神経の細胞にできる癌で、
5歳以下の発症率が高いと言われています。
手足を除く体の軸となる部分の、
交感神経節や副腎髄質から発生します。

ある日お母さんが、ラーユ君の食欲が低下し
お腹の左側が膨らんでいることに気づきました。
地元のシェムリアップ州の病院へ連れて行くと、
腹部に腫瘍があることが分かりました。
その病院の紹介で、
当院で治療を行うことになりました。
ラーユくんは車が大好きで、
車のおもちゃで遊ぶのが大好きです。
お母さんにどんな性格か尋ねてみると、
おとなしくて恥ずかしがり屋さんとのこと。
治療を始めるまでは高熱が続いていましたが、
抗がん剤治療後は熱が下がり、
今では徐々に元気にご飯を食べる姿を
見せてくれるようになりました。​



サティカちゃん

​年齢:2歳
家族構成:母・父・弟
病名:胸部の神経芽腫
神経の細胞にできる癌で、
5歳以下の発症率が高いと言われています。
手足を除く体の軸となる部分の、
交感神経節や副腎髄質から発生します。

お母さんが息苦しそうにしているのに気づき、
地元の病院を受診しました。
しかし体調がよくならずプノンペンの小児病院へ行くと、胸に腫瘍があることが分かり
当院で入院することになりました。
当院で生体検査を行った結果神経芽腫と判明し、
抗がん剤治療を始めてからは
呼吸が楽になりました。
サティカちゃんは、
当院のあるカンダール州の出身です。
お母さんと一緒に入院しており、
お父さんは家族のために工事現場で働いています。
好きなことは絵本を読むことで、
普段は一人で遊ぶことを好きだとお母さんが教えてくれました。
甘いフルーツが大好きで、
中でもスイカやみかんをよく食べるそうです。​



ソッケンくん

年齢:生後4か月
家族構成:父・母・姉・兄4人
病名:神経芽腫の疑い
神経の細胞にできる癌で、
5歳以下の発症率が高いと言われています。
手足を除く体の軸となる部分の、
交感神経節や副腎髄質から発生します。

生後3か月頃、お母さんがソッケン君の
お腹の腫瘍に気づき、
プノンペンの小児病院を受診しました。
既に肺への転移が見られていることが分かり、
当院を紹介されました。
お腹の腫瘍に対して生体検査を行い、
抗がん剤治療を始めています。
乳児の神経芽腫は転移があっても
治る可能性が高いため、
今後も治療を継続していきます。
ソッケン君は当院と同地区の
カンダール州出身で、
驚くことに5人のお兄さんと
お姉さんがいます。
ご家族は農家さんであり、
トウモロコシやキュウリ、
カボチャなどを栽培しています。
お母さんにソッケン君の好きなことを
尋ねてみたところ、
まだあまりに幼いのでわからないと
笑っていらっしゃいました。



サピアくん

年齢:7歳
家族構成:母・父・弟
病名:胸部の神経芽腫の疑い
神経の細胞にできる癌で、
5歳以下の発症率が高いと言われています。
手足を除く体の軸となる部分の、
交感神経節や副腎髄質から発生します。

体重が減り、その後息苦しさや咳の症状が
みられ始めたことで、
シェムリアップの病院を受診しました。
その結果がんを疑われ、
当院で治療を受けることになりました。
入院時は呼吸が苦しく
横になることができませんでしたが、
抗がん剤治療を開始してからは、
横になって眠ったり、
大好きなおもちゃで遊べるようになりました。
サピア君はタイとの国境沿いに位置する
バンテアイミエンチャイ州出身で、
当院からはバスで10時間ほど
かかる場所の出身です。
お父さんは工事現場で働かれており、
現在はお母さんが一緒に
付き添いながら病院で過ごしています。
サピア君はロボットや乗り物など
機械系のおもちゃが大好きで、
病院にも持ってきています。



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