一般財団法人 阿部 亮 財団

理科の先生をされている支援者様が入院中の小児がん患者へ
「理科の実験教室」をオンラインで開催してくださいました

ジャパンハートから活動報告が届きました

理科の先生をされている
支援者様が
入院中の小児がん患者へ
「理科の実験教室」を
オンラインで
開催してくださいました

今月の活動トピック

12月8日から吉岡秀人がカンボジア入りし、
翌9日から27日まで手術活動を行いました。
12月1日にNHK world にて
ジャパハートこども医療センターが
取り上げられた
[Side by Side]が放映されました。
12月18日~19日にジャパンフェアが
開催されました。
ジャパンハートこども医療センターも
19日に参加し、小児がんの啓発活動や
健康促進イベントを実施しました。
​ 12月24日に献血イベントを実施しました。
56名もの方が参加してくれました!
12月23日にクリスマスイベントを実施しました。
サンタさんからクリスマスプレゼントを
入院中の全36名に一人一人手渡しました。
12月8日に学校で理科の先生をしている
支援者様から入院中の小児がん患者さんたちへ
「理科の実験教室」をオンラインで繋ぎ
開催してくださいました。

今月の活動実績 まとめ

救われた命 累計64名 
(12月単月 18名)

  • 今月は、先月の10名と比べて8名増加した
    18名の命を救う事ができました。
    小児がん8名、小児がん以外の疾患の
    小児患者7名、生後間もない赤ちゃん3名を
    救う事ができました。

  • がん新規入院患者数 累計31名 
    (12月単月 8名)

    • 新型コロナウイルス感染症拡大以降
      最多の入院件数となった先月の8名と
      横ばいでした。
      またこれは、新型コロナウイルスが
      感染拡大する
      前の昨年の同月と比較しても横ばいです。

外来診療数 196名

  • 先月、小児がん病棟の患者の
    付き添い家族よりコロナ陽性が確認され、
    調べたところ他の付き添い家族や患者にも
    陽性が確認されましたため、
    入院受け入れを一時停止せざるを
    得ない状況となりました。
    12月に入り、一時停止していた患者さんを
    受け入れた事により、
    先月の165名より31名増加した
    196名の外来診療数となり、
    新型コロナウイルス感染拡大以降で
    最多となりました。
  • 新型コロナウイルス感染拡大の
    影響を受け、しばらく減少傾向にあった
    外来診療数ですが、
    コロナ拡大以前と変わらない
    200名前後の外来診療数となりました。
 

入院患者数 20名

  • 先月、ジャパンハートこども医療センター
    の病棟内でクラスターが発生したため、
    当院では入院の受け入れを
    一時停止する事となりました。
    12月に入り、一時停止していた
    患者さんを受け入れた事により、
    先月の9名より11名増加した
    20名の患者さんが入院しました。

手術件数  20件

  • 今月は、最高顧問である吉岡秀人が
    12月9日~26日までカンボジアで
    手術活動をした事に伴い、
    先月の7件から大幅に増えた
    20件の小児患者さんへの
    手術を行う事ができました。

ダリンくん

年齢:1歳
家族構成:両親の祖父母、父、母、兄(7歳)
病名:左ウィルムス腫瘍
腎臓にできるがんです。たいていの場合、
小児の腹部にしこりができ、
腹痛、発熱、食欲不振、吐き気、
嘔吐もみられます。
治療では、手術、化学療法、
ときには放射線療法が行われます。

1年前に下痢や嘔吐、お腹の腫れがあり、
近くのクリニックを受診しました。
クンタボパ病院でMRIを撮ったところ
腎臓に腫瘍が見つかり、当院へ紹介されました。
12月24日に腫瘍摘出術を行いました。

今は祖母が付き添って入院しています。
「先生や看護師がしっかり看てくれて、
症状も良くなっているので嬉しい」
と話して下さいました。



ティダちゃん

​年齢:1歳
家族構成:父、母
病名:肝芽腫
肝臓にできるがんです。
治療では、手術、化学療法、
ときには放射線療法が行われます。

お腹が痛くなり近くのクリニックに行きました。
胃炎と診断されて薬を飲みましたが改善せず、
クンタボパ病院で検査をした後、
肝臓の腫瘍を指摘され、
ジャパンハートこども医療センターを
紹介されました。

現在は化学療法を行っており、
腫瘍が小さくなれば摘出術の方針です。
ベッドの上でおもちゃでよく遊んでいます。
写真撮影の時には
かわいい笑顔をみせてくれました。



チャンタビッくん

年齢:3歳
家族構成:祖父母、父、母
病名:肝芽腫 もしくは 肝細胞癌
(現在生検結果待ち) 肺転移

3カ月前にみぞおちに塊ができ、
徐々に大きくなりました。
熱もあったので近くのこども病院に連れていき、
肝臓の腫瘍が見つかったため、
タイの病院で治療を受けていました。
しかし、腫瘍が小さくならないため、
帰国する事を勧められ、
当院へ紹介転院となりました。
バッタンバンから車で
8時間ほどかけて来ました。
入院後は生検を実施し、
恥ずかしがりやです。好きな食べ物は
キウイ、チェリー、バナナで、
ピザは嫌いだそうです。
入院生活では、タブレットで
アニメや漫画を観て過ごしています。



リーヘンちゃん

年齢:3歳
家族構成:父、母
病名:右ウィルムス腫瘍
腎臓にできるがんです。
たいていの場合、小児の腹部にしこりができ、
腹痛、発熱、食欲不振、吐き気、
嘔吐もみられます。
治療では、手術、化学療法、
ときには放射線療法が行われます。

シェムリアップから
タクシーで6時間かけて来ました。
お腹の小さな腫れに気づき、
だんだん大きくなってきたためシェムリアップの
こども病院を受診しました。
がん治療が必要かもしれないといわれ、
当院へ入院しました。
術前に化学療法を2クール行い、
腫瘍は小さくなったため、12月21日に、
腎腫瘍を全摘出しました。
術後の経過は良好で、生検結果待ちです。

リーヘンちゃんはスープなら何でも大好きで、
特に卵が大好物です。
スイカやミカン、サブターン
という果物も好きです。
この写真はお昼ご飯が届いて
嬉しそうな表情です。



チャムサロンちゃん

年齢:15歳
家族構成:父、母、妹14歳、妹11歳
病名:類鼻疽
(るいびそ:類鼻疽菌感染を原因とする
人獣共通感染症)
甲状腺機能亢進症

お父さんは工事現場で、
お母さんは工場で働いています。
首が大きく腫れていた事で来院しました。
お母さんの職場の同僚が
ジャパンハートこども医療センターにて
手術を受けた事があり、
紹介してもらったそうです。

お母さん曰くチャムサロンちゃんは
静かな性格だそうですが、
本人は「退院したら学校に行きたい」
「将来は医療スタッフになりたい」と
話してくれました。
入院後は抗生剤治療と甲状腺の
内服治療を行いました。
状態が改善傾向になり、
退院して外来治療を続ける事になりました。



ソクリエップちゃん

年齢:3歳
家族構成:父、母、兄(16歳)、
姉(14歳)、弟(10か月)
病名:敗血症性関節炎、多発性膿瘍
関節液や関節組織の感染症で、
通常は細菌感染が原因ですが
ウイルスや真菌の感染によっても起こり、
乳児や幼児などは感染した関節を
動かさない傾向がみられます。
膿瘍は組織の膿が貯留した状態で、
腫れや痛みなどの症状を伴います。
治療は外科的排膿で、抗菌薬を使用します。

おしりにできものができ、
2日間膿が出ていましたが破れてしまいました。
痛みもあり歩けなくなったため、
当院に来ました。
切開排膿し、術後痛みは少し残っていますが
回復傾向でしたが、
膝が痛くなり歩けなくなったため
入院となりました。

ソクリエップちゃんは特に好き嫌いは
ありませんが、辛い食べ物は苦手なようです。
傷が痛むため、
まだいつもの笑顔ではないようです。



パーソワナリーチくん

年齢:4歳
家族構成:父、母、4人兄弟の末っ子
病名:化膿性股関節炎

パーソワナリーチくんは車のおもちゃで遊ぶ事
と勉強するのが好きな4歳の男の子です。
お母さんは工場で働き、
お父さんは漁師をしています。

左足が痛くて歩けなくなり、
ジャパンハートこども医療センターへ
来院しました。
カンダール州に住んでおり、
当院へはバイクで1時間かけて来ました。

村の人に
ジャパンハートこども医療センターの事を
勧められ
2年半前にヘルニアの治療のために
来院しました。
スタッフが優しくて
よく診てくれるところが良いと、
今回も当院を選んでくれました。

当院では、12月10日に手術を行いました。
術前からの左股関節の痛みは軽減し
近距離は歩けるようになりましたが、
左股関節の手術が必要なため、
整形外科のある病院に転院して治療を
継続することになりました。



ロタナッくん

年齢:1歳7カ月
家族構成:母
病名:精巣腫瘍

一人っ子で、
お母さんと二人暮らしをしています。
車のおもちゃで遊ぶ事が好きな男の子です。
生まれつき右の精巣が大きかったのですが、
ある日右の精巣が大きく腫れている事に気が付き来院しました。
ジャパンハートこども医療センターの事は、
お母さんの仕事の同僚からの紹介で
知ったそうです。

12月9日に手術をして、経過が安定していた
ため12月11日に自宅へ退院できました。
腫瘍摘出して病理に提出しました。
病理は成熟奇形腫と言う良性腫瘍であったため、
化学療法は必要なく、
外来による経過観察をする予定です。



ニヴィサルくん

年齢:9歳
家族構成:父、母、弟
病名:包茎

コンポンチャムに住んでおり、
バイクで3時間かけて来院しました。
お父さんは工事現場で働いています。
ニヴィサルくん本人からお父さんに
「おしっこがあまり出ない」と相談した事で
来院しました。
ジャパンハートこども医療センターの事は、
当院の近くに住む親せきから
「手術が受けられて、無料で診てもらえる病院がある」と紹介され当院に来院しました。

手術後、問題なく排尿できるようになり、
術後の経過も良好です。



スレイミーちゃん

年齢:生後すぐ
病名:新生児仮死、哺乳困難

羊水が綺麗でなく、
それを飲み込んでしまっていたため
吸引しました。
呼吸状態を見ていたところ、
翌日に哺乳瓶から飲めない事が分かりました。
そのため、経鼻胃チューブで栄養を与えました。
退院後にもご家族の方が経鼻胃チューブを
用いて栄養を与えられるように、
付き添いで来ていたお父さんに
経鼻胃チューブの使い方を教えた後、
退院しました。



その他の命を救われた患者さん

今月当院での治療により、
命を救うことができた患者さんは
前頁まででご紹介した他に8名いらっしゃいます。
お名前、疾患名等は次の通りです。
全員、無事に回復し退院することができました。
名前 年齢 性別 疾患名
1 スライリーちゃん 4 F 細菌性尿路感染症
2 セイハーくん 14 M 右臀部膿瘍
3 セイハーくん 1 M 右鼠経ヘルニア
4 赤ちゃん 生後すぐ F 新生児仮死、低出生体重
5 マヌス 13 F 肝細胞癌(HBV陽性)
6 赤ちゃん 生後すぐ M 新生児仮死
7 ビレアクサックくん 11カ月 M 横紋筋肉腫
8 ソバンパニャくん 2カ月 M 神経芽腫

今月の救われた命

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