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5月に退院した男の子がフォローアップ検査で来院、元気な姿を見せてくれました。

ジャパンハートから活動報告が届きました

5月に退院した男の子がフォローアップ検査で来院、元気な姿を見せてくれました。

今月の活動トピック

肝芽腫の治療を終え、
5月に退院したピシスモニーくんが
フォローアップ検査に来てくれました。
元気な姿を見せてくれました。
今回のフォローアップ検査では
特に異常はみられませんでした。
6月27日に最高顧問の
吉岡秀人がカンボジア入りし、
翌28日から集中的な手術活動を開始しました。
6月末時点で4件の小児手術を実施しました。
今回の手術活動は7月10日までの予定です。
吉岡による手術活動に向けて
6月29日には献血イベントを実施。
ジャパンハートカンボジア初めて
首都プノンペンで開催しました。
日系企業のイオンモールプノンペンにて行われた
同イベントでは129名の方が
献血してくださいました。
​ 昨年から左眼窩横紋筋肉腫の治療のため、
入院していたロタナくんが
6月30日に無事退院しました。
今後は外来でフォローアップ検査をしていきます。
神経芽腫で入院しているダリカちゃんが
6月30日に1歳のお誕生日を迎えました。
ご家族や親族がジャパンハート
こども医療センターまで
ダリカちゃんに会いに来てくれ、
他の入院患者さんと一緒にお祝いしました。
カンボジア国土交通省より
カンボジア・トボンクムン州への
医療支援要請を受けた事に伴い、
6月30日にチア・ソパラ副首相兼
国土整備・都市計画・建設大臣との
会合を行いました。

今月の活動実績 まとめ

救われた命 累計170名 
(6月単月 20名)

  • 今月は27日から最高顧問の吉岡秀人が
    カンボジア入りし、
    手術活動を開始しました。
    6月30日までの時点で4件の小児手術を実施しました。
  • カンボジア国内にてデング熱が流行しはじめ、
    当院でも7名のデング熱患者さんを
    受け入れました。

がん新規入院患者数 累計78名 
(6月単月 8名)

  • 直近半年における小児がんの新規入院患者数は、
    おおよそ6名~9名の間で
    推移しており、
    今月も8名と横ばいとなりました。

外来診療数 206名

  • カンボジア国内で新型コロナウイルス感染症が
    流行していた前年の同月と比較すると大幅に増加し、
    コロナ禍前までの水準に戻ってきています。
  • 現在、カンボジア国内ではデング熱が流行しており、
    6月5日にはカンボジアの保健省がデング熱の警告を呼びかけました。
    ジャパンハートこども医療センターにおいても
    7名のデング熱患者さんを受け入れました。
 

入院患者数 20名

  • 当院での治療を開始してから
    5年目に入りました。
    カンボジア国内で新型コロナウイルス感染症が
    流行していた前年の同月と比較すると
    13名増加した20名の
    新規入院を受け入れたものの、
    コロナ禍前と比べるとまだ下回っています。

手術件数  10件

  • 6月27日に最高顧問の吉岡秀人が
    カンボジア入りし、翌28日から集中的な手術活動を
    開始しました。
    6月末時点で4件の小児手術を実施しました。
    今回の手術活動は7月10日までの予定です。
  • 小児がん以外
    (下の表では「その他」として集計)でも
    胆道閉鎖症など高度な技術が必要な
    手術を実施しています。

リヤちゃん

年齢:1歳 1カ月
家族構成:父、母、祖父、祖母、姉(5歳)
病名:左腎芽腫
腎臓にできるがんです。
たいていの場合、小児の腹部にしこりができ、
腹痛、発熱、食欲不振、吐き気、嘔吐もみられます。
治療では、手術、抗がん剤治療、
ときには放射線療法が行われます。

お腹の張りに気づき、国内最大の
チャリティー病院を受診しました。
検査の結果、腎臓に腫瘍がある事がわかり、
当院へ紹介となりました。
お母さんは、転院すべきか悩んでいたそうですが、
知り合いの小児がんの子どもが
当院で治療した事があり、
よい病院であったと背中を押してくれたため
当院への転院を決断したそうです。
入院中は、女の子の人形やレジのおもちゃなど、
家から持ってきたお気に入りのおもちゃで
遊ぶことが多いそうです。
給食についてお母さんに尋ねると、
「とてもおいしい!ありがとう!」と
笑顔で答えてくれました。



ライラちゃん

年齢:6歳
家族構成:父、母、妹、弟
(おばあちゃんが付き添っており
兄弟の年齢は不明)
病名:副腎神経芽腫
神経の細胞にできるがんです。
小児期にできる腫瘍の中で白血病、
脳腫瘍についで多い病気です。
特に、5歳以下の子どもの
発症率が高いとされています。

発熱やお腹の痛みといった症状があったため、
国内最大のチャリティー病院を受診しました。
治療を受けましたがよくならず、
当院へ紹介となりました。
生検の結果、神経芽腫であったため、
抗がん剤の治療を開始しています。
この病院で治療をしてから、調子が良くなり
毎日プレイルームで遊んでいるそうです。
給食もたくさん食べる事ができていると
話してくれました。



パニャくん

年齢:13歳
家族構成:父、母、姉3人、兄3人
病名:縦郭リンパ腫
リンパ腫とは血液がんの1つで、
白血球の中のリンパ球ががん化したものです。
リンパ系の組織や臓器は全身にあるため、
リンパ腫は全身の部位で発生する可能性があります。

せきと熱があり、プノンペンにある
私立のクリニックで肺に異常がないか
検査を行いました。
しかし、原因がわからなかったため
国内最大のチャリティ病院を受診。
悪性腫瘍と判明し、当院へ紹介となりました。
生検の結果が出次第、
抗がん剤の治療を始める予定です。
好きな教科は国語。
入院中は家族と電話をしたり
スマホでゲームをしたりして過ごしているそうです。



ロタナくん

年齢:6歳
家族構成:父、母、弟
病名:左眼窩横紋筋肉腫
横紋筋肉腫とは骨、筋肉や脂肪といった
軟部組織にできる悪性腫瘍です。

学校で友達とぶつかった際に、
目が腫れたため近所の病院を受診しました。
その結果、悪性腫瘍とわかり、
プノンペンの病院で一度手術を受けました。
その後、シェムリアップにある小児病院に転院。
生検の結果、横紋筋肉腫と判明し
当院へ紹介となりました。



キムランちゃん

年齢:1歳1カ月
家族構成:父、母、姉(7歳)
病名:肝芽腫
肝臓にできるがんです。
治療では、手術、抗がん剤治療、
ときには放射線療法が行われます。

乳を飲ませるときに嘔吐したり、
お腹の右側にしこりがみられたりしたため、
異変に気が付き病院を受診しました。
プノンペンにある国立小児病院で
化学療法(抗がん剤)を4コース受け、
そこで手術ができなかったため
当院へ紹介となりました。
当院で抗がん剤治療を行い、
肝腫瘍は縮小したため、
吉岡秀人による手術活動で
腫瘍を全摘する予定です。



ソムナーンくん

年齢:4歳
家族構成:父、母、6人兄弟
(ソムナーンくんは上から5番目)
病名:左腎腫瘍
腎臓にできるがんです。
たいていの場合、小児の腹部にしこりができ、
腹痛、発熱、食欲不振、吐き気、嘔吐もみられます。
治療では、手術、抗がん剤治療、
ときには放射線療法が行われます。

便が出にくかったり、血尿が出たりした事から
異変に気が付き、
国内最大のチャリティー病院を受診。
その後、当院へ紹介となりました。
術前の抗がん剤で腫瘍が小さくなったため、
吉岡秀人による手術活動の際に
腫瘍を全摘する予定です。
車やバイクのおもちゃで遊ぶのが好きだそうです。
また、ヒーローの書いてある
マントのついた服がお気に入りで、
インタビューが行ったときにも
広げて見せてくれました。



テスニンちゃん(途中経過)

年齢:1歳7カ月
家族構成:父、母
病名:右副腎神経芽腫
神経の細胞にできるがんです。
小児期にできる腫瘍の中で
白血病、脳腫瘍についで多い病気です。
特に、5歳以下の子どもの発症率が
高いとされています。

お腹の張りと食欲がなくなったため、
不安になり地元の病院を受診しました。
処方された薬を飲ませましたが、
症状が良くならず国内最大の
チャリティー病院を受診。
お腹に腫瘍がある事がわかり
当院へ紹介となりました。
生検の結果、神経芽腫と判明し、
抗がん剤治療を開始しています。
お母さんは「前は座れないほど
症状がひどかったのですが、病院に来てからは
よくなり今は座ることもでき、
楽になっています。」と話してくれました。
入院中は近くの患者さんと遊んでいるそうです。



その他の命を救われた患者さん

今月当院での治療により、
命を救うことができた患者さんは
前頁まででご紹介した他に14名いらっしゃいます。
お名前、疾患名等は次の通りです。
全員、無事に回復し退院することができました。
名前 年齢 性別 疾患名
1 スレイリンちゃん 11 F 右ももの腫瘍
2 ソペアヘロウくん 2 F 包茎
3 リザちゃん 12 F デング熱
4 ソニーくん 12 M デング熱
5 ヴィタちゃん 5 F デング熱
6 チュンリーくん 7 M デング熱
7 セイハくん 13 M デング熱
8 ソルマちゃん 1 F 敗血症
9 ラクスメイちゃん 5 F デング熱
10 マカラくん 1 M 神経芽腫
11 カルナちゃん 15 F デング熱
12 プーくん 1 M 肝臓 過誤腫
13 赤ちゃん 生後すぐ F 早産
14 ヌーンちゃん 1 F 神経芽腫

来院から1週間は別室にて隔離を行いながら治療にあたっています。
以上14名は入院期間が1週間に満たないため、
インタビューが実施ができていない事を何卒ご了承くださいませ。

今月の救われた命

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