子どもの自然体験型の居場所「キリフリ自然学校」から活動報告が届きました。
子どもの自然体験型の居場所
「キリフリ自然学校」から
活動報告が届きました。
阿部亮財団様のご支援で、市内4箇所目の
居場所「キリフリ自然学校」を立ち上げ、
運営を続ける中で、これまでにない
「自然体験型の居場所」として
定着してきました。
本当にありがとうございます。
ただでさえ体験不足が叫ばれる
昨今の子ども事情ですが、
新型コロナウィルスによる影響で、
学校や地域のさまざまな行事やイベントが
中止になっています。
子どもの居場所を利用している子にとっては、
体験の場が著しく減少しています。
そこで、キリフリ自然学校の居場所では、
小さなことでもたくさんの
体験をしてもらうために、
子ども達と料理や天体観測などに
積極的に取り組んできました。
体験をするためには、その物理的な環境が
必要となります。
阿部さんのご支援のおかげで子ども達には、
たくさんの体験を提供することができました。
![](https://aberyo.or.jp/wp-content/uploads/2022/01/mb2201a.png)
放課後の居場所では、毎回、
焚き火を楽しんでいます。
学校から帰ってくるなり、
すぐに薪を集めて焚き火をしていました。
だんだんと手際がよくなっているのが
わかります。
![](https://aberyo.or.jp/wp-content/uploads/2022/01/mb2201b.png)
冬になり、バケツの水が氷になっているのを
発見した子ども。
嬉しくて楽しくて冷たいけど
素手で氷を持ち上げて見せてくれました。
![](https://aberyo.or.jp/wp-content/uploads/2022/01/mb2201c.png)
思春期真最中の中学生、高校生も焚き火を
囲んでいるといろいろな話をしてくれます。
学校のこと、おうちのこと、友達のことなど。
![](https://aberyo.or.jp/wp-content/uploads/2022/01/mb2201d.png)
アイスを食べていたら溶けてきてしまったので、
お皿をぺろぺろ舐めて口の周りが
ベトベトになってしまいました。
学校やご家庭なら怒られるところですが、
居場所なら「ベトベトになっちゃたねー」と
言われるだけ。
だからこの表情です。
![](https://aberyo.or.jp/wp-content/uploads/2022/01/mb2201e.png)
ちょうど十五夜だったので、お団子を持って、
霧降高原の山へ満月を見に行ってきました。
雲が広がっていたので諦めて帰ろうとしたら、
雲の切間から煌々と光る満月を
見ることができました。
![](https://aberyo.or.jp/wp-content/uploads/2022/01/mb2201f.png)
自然学校には、ハンモックが5つもあります。
気軽に座れるものから梁に登らないと
届かないものまでいろいろあります。
だんだんと難易度を上げていくのが
楽しいようです。
![](https://aberyo.or.jp/wp-content/uploads/2022/01/mb2201g.png)
外遊びだけでなく、クッキングにも
チャレンジしました。
電動泡立て器に興味津々だったので
使ってみたところ・・
クリームが周囲に飛び散って
大変なことになってしまいました。
これも体験しないとわからないことです。
![](https://aberyo.or.jp/wp-content/uploads/2022/01/mb2201h.png)
いつもの遊び方はとってもヤンチャな子ですが、
パフェを作るときはとっても几帳面で
繊細に作りました。
体験からその子の個性を
発見できることがあります。
![](https://aberyo.or.jp/wp-content/uploads/2022/01/mb2201i.png)
初めてキリフリ自然学校を利用する子にとっての
最初の体験は焚き火です。
マッチをすることすら初めてなので、
何回失敗しても大丈夫なようにしています。
![](https://aberyo.or.jp/wp-content/uploads/2022/01/mb2201j.png)
自然学校があるのは霧降高原の中腹です。
街灯などないので夜になると真っ暗になります。
そこで暗闇ハイクに出かけました。
いつもは走り回っている子が
この時は手をぎゅっと握り続けていました。