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高校生ヤングケアラーをディズニーランドへ招待しました。

思いっきり仲間と遊んだ
「家族のケアをする高校生」
ヤングケアラー

~高校生ヤングケアラー支援 野外活動~
一般社団法人ケアラーアクションネットワーク協会
2022年6月26日(日)

日常生活において大人が担うような責任を持ちながら
家族の世話や見守りなどのケアをしている
18歳未満の子どものことを
「ヤングケアラー」といいます。
わたしたち一般社団法人ケアラーアクション
ネットワーク協会は、
中学生や高校生のヤングケアラーを対象にした
直接支援を行っている民間支援団体です。
毎月1回オンラインで集まる
「ほっと一息タイム」や「探求プログラム」を提供し、
年数回は「野外活動」として、
みんなで集まってホームパーティを開いたり、
レジャー施設に連れて行ったりしています。

2022年6月26日(日)、野外活動の一貫として、
高校生ヤングケアラーを
「東京ディズニーランド」に連れていきました。
一般財団法人 阿部 亮 財団様からご寄付を賜り、
高校生とスタッフが野外活動に
参加することができました。
本当にありがとうございます。

普段は家族のケアを優先しているので、
家族と遊びに行きたいけれどなかなか行けなかったり、
障害や疾患がある兄弟姉妹と
一緒にレジャー施設に行くと、
自分が乗りたいアトラクションに並んでいても
途中で突然走り出してしまう兄弟姉妹を
追いかけなければならなくて、
あともう少しと言うところでアトラクションに
乗れなくなってしまったりすることがあります。
家族でレジャー施設に行っても、
障害のある兄弟姉妹を中心にして
行動しなければならないし、
食事や乗り物にも
制限があるのであまり楽しめず、
疲れてしまうので
充分に遊べないことがありました。

今回は、高校生ヤングケアラーの要望により、
東京ディズニーランドに行くことになりました。
「どんなアトラクションに乗りたい?」
「何を食べようか」と
話し合いながらみんなで計画しました。
それぞれが乗りたいアクションがあったので、
みんなの乗りたいアトラクションに全部乗ろう!と
決めて何ヶ月も前からワクワクしていました。

野外活動のしおりを作り、
親御さんにも連絡をして準備万端整いました。

当日は綺麗な青空が広がっていて、
まさにディズニー日和でした。
屋外は30℃を超える真夏のような日でしたが、
スタッフには元看護師や教育関係者もいたので、
感染対策や熱中症対策もできて安心。
レジャー保険にも入っていたので、
無事に楽しい1日を過ごすことが出来ます。

朝9時に舞浜駅に集合して、
東京ディズニーランドに到着しました。
この日は、待ち時間がどんなに長くても
乗りたいアトラクションに乗ることができて、
食べたい物を好きなだけ
食べることができる日です!
高校生たちはマスク越しでもわかるほど、
嬉しそうな顔をしていました。

ワクワクしながら東京ディズニーランドに向かう高校生とスタッフ

早速、3D空間映像になった
スターウォーズの世界を楽しむ
「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」に直行しました。
スターウォーズのキャラクターが出てきたり、
まるで宇宙にいるかのように、
乗っている椅子が縦や横に揺れたりして、
とても楽しかったです。
高校生は、「毎回同じストーリーではないので、
乗るたびに違ったストーリーを楽しめるのが面白い」と
言っていました。

  • みんなで日傘をさして並んでいます

  • 乗りたかったアトラクション!

乗り終わった後は、「これは絶対食べたい!」と
事前に話していた
「リトルグリーンまん」をゲット。
モチモチしていておいしい!
目玉がいっぱいあって、
どっちを見ても視線を感じます(笑)

  • リトルグリーンまん

  • 楽しかった!

次は、90分以上並ぶ大人気のアトラクション
「美女と野獣 “魔法のものがたり“」に
並びました。
家族と一緒だと、
待ち時間の長いアトラクションは
遠慮して乗れないこともあるけど、
今日は待ち時間もマスクをしながら
「リトルグリーンまん」や「ポップコーン」を
食べる楽しい時間でした。
途中でアイスを買って、暑さをしのぎました。
学校の部活の話や好きな音楽の話、
ライブに行った話などをしていると、
気がつけば待ち時間もあっという間でした。

美女と野獣のお城では
回転しながら動くティーカップに乗り、
美女と野獣の世界の名シーンをめぐります。
舞踏会のシーンは煌びやかな世界で、
みんなじっと見つめていました。

次は、絶叫好きにはたまらない、
「スペース・マウンテン」に向かいました。
その後、待ち時間を確認していた高校生が
「今ならベイマックス30分で乗れます!」と
ベイマックスのハッピーライドに
向かって猛ダッシュ。

ベイマックスの「ハッピーライド」は、
新しいアトラクションです。
ケア・ロボットが操縦するライドに乗って、
ノリノリで楽しい音楽に合わせて、
予測不能に動きます。
音楽も毎回違うので、
「自分が乗るときには
どんな音楽がかかるんだろう」と
みんなワクワク。
待っている間もキャストスタッフを見ながら
音楽に合わせて踊り、
とても楽しかったです。

お昼ご飯はハンバーガー!
私たちは窓からシンデレラ城が
見える席へ座りました。
それぞれの具材1つ1つにボリュームがあり、
たくさんエネルギーをチャージできました。

ハンバーガーの後に
ミッキーチュロスを食べたりして、
今日は食べたい物は何でも食べる日だから
オッケーです!

次はどこにいこうか?

次はどこに行こうかなと
マップやアプリをみながら、
アトラクションを探す高校生たち。

「プーさんのハニーハント」と
「ミッキーのフィルハーマジック」を
鑑賞しました。

シンデレラ城の前で集合写真

シンデレラ城を抜けると
ちょうどパレードが始まっていたので、
みんな猛ダッシュで観に行きました。

フロートが近づくと、
ディズニーの仲間たちが手を振ってくれます。
スマホで写真を撮ったり、
みんなで踊ったり、自由に楽しみました。

そろそろ夕方になってきたのでおみやげさんへ。
お菓子・アクセサリー・ステーショナリーなど、
悩みながら欲しいものを買って大満足。
17時半頃に駅に到着し、解散しました。

舞浜駅で記念撮影

帰宅するまでが「野外活動」なので、
それぞれが帰宅したかどうかをLINEで確認。
親御さんには、何時にどこで解散したかを
お知らせして駅までお迎えに
来てもらいました。

普段はオンラインで集まって話しているので、
対面で会うのは今回のイベントが
初めてだった高校生もいました。
みんなで「やっと会えたね」と
喜びを分かち合うことができました。
オンラインで会う時には時間が
限られていますが、
野外活動では丸一日楽しみながら
たくさん話すことが出来ました。

参加した高校生からは
「初めて対面イベントに参加しましたが、
安心してすごく楽しく過ごせました。
また参加したいです!」
「いつもならオンラインでしか会えない
みんなと対面で会うことができて、
とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。」
「きょうだいと行くと
自由に遊べないことが多い中、
CANのみんなと行けたことで、
いつもできないことや、
いつも乗れないアトラクションにも乗れて
本当に貴重な経験でした。
進路関係で気分が落ち込むことも多かったのですが、
今回のディズニーランドでリフレッシュ出来て前向きな気持ちになれました。」
と感想をもらいました。

そして、阿部 亮さんに高校生から感謝のメッセージがLINEで送られてきました。

「阿部 亮さん、財団の皆さま、今日はわたしたちのために本当にありがとうございました。
とても楽しい時間を過ごすことができました。
受験も控えていてストレスが溜まっていたのですが、
思いっきり発散することができました。
すごく良い思い出になりました。」

高校生が送ってくれた写真

ヤングケアラーにとっては、
家族のケアをすることは生活の一部で、
当たり前のことだと思っていることが多いので、
自分のことを「ヤングケアラーだ」と
名乗り出る子どもはあまり多くいません。

子どもたちは、
学校の話や好きなアイドルの話と同じように、
堅苦しくない雰囲気の中で、
自分と似たような立場の同年代の仲間と知り合い、
家族の事や自分のことを気兼ねなく
話したいと思っています。

こうした野外活動を通して、
楽しみながらいろんな話をすることで、
子供たちとの関係性がより深まることを
スタッフも実感した一日でした。
本当にありがとうございました。

東京ディズニーランドの想い出 
https://www.instagram.com/hotto_hitoiki_time/

一般社団法人ケアラーアックションネットワーク協会
https://canjpn.jimdofree.com/