日本では70~80%が治るようになってきた小児がん。しかし途上国では20%未満と言われています。
特に小児固形腫瘍(固形がん)は、先進技術の医療が必要になるため、カンボジアのような途上国では十分な治療がされていないのが現実です。
そのため、推定患者年間600名と言われるカンボジアの小児がん患者の生存率はわずかしかありません。
そこで、阿部 亮 財団は、小児がん患者を含む、貧困で治療を受けられない子どもたちの命を救うべく
「こども医療センター」の建設支援を決めました。
このセンターでは、2008年からカンボジアで無償の医療活動を続ける国際医療団体「ジャパンハート」が活動をしています。
■特定非営利活動法人 ジャパンハート
「医療の届かないところに医療を届ける」をモットーに貧困や医師不足に喘ぐ海外、日本国内の僻地や離島、闘病中の子どもたちのこころの3つの場所へ医療を届ける活動を行う団体。
「医療・保健活動」、「医療人材の育成」、「社会福祉活動」の3つの活動を主に行っている。